その名も、第1回「あなたの声劇にテーマソングをプレゼント♪」企画!
nanaであなたの作った声劇台本にオリジナルのテーマソングを提供します♪
歌うのは「ナナカン2」でプロデュース特別賞に選ばれた雪歌さん!
詳細はこちらの 特設ページ をご覧ください。
この企画の背景
人の夢を応援するカンファク
ナナカンでもお馴染みのこの集団。一体どんな集団なのか気になる方もいらっしゃると思いますが、nanaの枠を飛び越えて活躍されているサダテンさんを代表とするクリエイター集団こそがKanzaki Factory(通称カンファク)です!
サダテンさんとはnana公認クリエイターの座談会をきっかけに知り合い、そこでの振る舞いを評価して頂きカンファク公式クリエイターとして招き入れていただきました。
kanzaki factoryは自分の夢を叶える為に、他人の夢を応援します。
https://kanfac-zero.jimdofree.com/kanzaki-factoryとは/
カンファクのこの考えに強く共感をし、自分の音楽の夢を叶える過程で、他の人の音楽の夢を叶えるために何が出来るだろうかと考えるようになりました。
雪歌さんの夢を叶えたい
「ナナカン2」では、この考えのもとに応募者の皆様のサウンドに向き合い、その夢とサウンドから伝わる熱意・可能性をもとにプロデュース特別賞として雪歌さんを選ばせて頂きました!
雪歌さんの歌唱に心打たたれたとともに、プロフィールに記載されていた「アニメ主題歌を歌うのが夢!」という一文を目にして夢を応援したいという気持ちが強く芽生えたのが選出理由となりました。
アニメは日本が誇るキラーコンテンツ
プロデュースするからには責任を持って成果を出したい。そして自分も好きなコンテンツである「アニメ」は、とても都合の良いものでした。日本政府がクールジャパン戦略の魅力としても掲げている、世界でも勝負できるコンテンツこそが「アニメ」です!これをターゲットにすることはジャパンドリームに留まらずグローバルドリームとしてやりがいを感じずにはいられません。では、どうすればよいか?
アニメ主題歌の決まり方
アニメ主題歌は主に制作委員会に出資しているレコード会社の意向により決定されることが多いそうです。
出展:アニメプロデューサーになろう! アニメ「製作(ビジネス)」の仕組み (星海社新書) 福原 慶匡 (著)
このことから、制作委員会に出資しているレコード会社に所属することが、現時点で目指すべきところと考えられます。
アニメ主題歌を担当するレコード会社/レーベル
アニメ主題歌を担当するレコード会社/レーベルは大きく分けると以下の二つに分けられます。
・アニメ非特化型
- 代表例:ソニーミュージック、avexグループ
- 総合的な歌唱力やオリジナリティが肝
- 必ずしもアニソンが歌えるとは限らない
・アニメ特化型
- 代表例:ランティス、フライングドッグ
- アニソンが歌える確率が高い
- アニソンとしての真価が問われる
こう見ると、「アニメ主題歌を歌うのが夢!」を叶えるためには、アニソン特化型のレコード会社/レーベルに狙いを定めることが先決と考えられます。
今後のアニメ業界も見据えると
長期スパンで考えるとこの業界構造が続く保証もありません。今後のアニメ業界を見据えると、クラウドファンディングで資金を集めてアニメ制作を行うケースが増えてきていることもあり、さらに技術の進歩によって技術的にもコスト的にもアニメ制作のハードルが下がっていけば、潤沢な資金が必要となるアニメ制作会社主導の業界構造がひっくり変えることも十二分に考えられます。
実際、CDの出版や宣伝・流通のために豊富な資金が必要だった音楽業界も、サブスクの登場やそれを活かした参入障壁の低下、DAWソフトの進化などによって「個の力」が存在感を増しています。
出展:図解入門業界研究 最新音楽業界の動向とカラクリがよくわかる本 (秀和システム) 山口哲一 (著)
おそらく、アニメ制作についても技術動向を鑑みると同じような流れになっていくのではないかと想像でき、トップのレコード会社が独り勝ちのような構造から、「個の力」が重要となる時代もそう遠くではないと考えられます。
このことからも、いかにアニソン歌手として特化した特色のあるスキルを身に着けられるかがキーではないかと考えられます。
アニソン歌手になるためには?
アニメ主題歌を歌うために必要なスキル
あらかじめ作品の概要を知ったうえで、いかにそのイメージに沿った楽曲を制作できるかがキーになる。つまり、これこそがアニメ主題歌を歌うために必要なスキルと考えました。
では、このようなスキルを磨くにはどうしたらよいでしょうか?
これまでのスキルの磨き方
一番分かりやすいのは専門学校に通うことだと考えられますが、ベスト進学ネットによるとアニソン歌手を目指すための進学先としてヒットする専門学校は15校しかなく、その中でも目指す仕事がアニソン歌手なのは3校(声優orボーカル一般orアニソン声優)とあります。
アニソン歌手という明確な目的の下ではあまりにも選択肢が狭すぎます。
SNSやクラウドソーシングでスキルを磨く?
「アニメ主題歌を制作します」と謳ってSNSやクラウドソーシングなどで受注を受け付けるのもひとつかと想います。しかし、制作活動はじめたてで実績もないのに、どれだけの人が発注するでしょうか?
試しに、MIX師さんの登録も多く音楽関係の案件にもよく使われているクラウドソーシングサービスcoconalaを見てみると、作曲やBGM制作を売りにしているユーザーは数千人にもおよび、経験も実績も桁違いの方がゴロゴロいます。
一方、「楽曲制作」で募集中の公開依頼は数件ほどしかなく、加えてどれも前述のような強者たちによって既に何件も提案がなされている状態であります。初心者が手を出す、ましてやスキルを磨くために利用するのは相応しくないことは明白です。
アニソンを主目的とすることが武器に!
受け身ではなく、このような経験を能動的に養う場はないものか?クラウドソーシングでの需要は前述のとおり飽和している…では他にどういったところこに重要があるか?「潜在的にアニソン的な何かが求められている」ところを考えた時に思いついたのが「nanaの声劇」です。
nanaではさまざまな声劇台本が投稿されていますが、ほとんどが台本師さん自らがイメージに合ったBGMを探しておられています。数ある台本の中からBGM無しの台本だけの投稿を探すのは難しいですが、試しに「#BGM募集」「#主題歌募集」などで検索してみると数件しかヒットしませんでした。
成功事例をnanaで作りたい
まずはこの企画を通し、雪歌さんを成功事例として挙げられるようなモデルケースを作りたいと考えています。そして、いつかは「nanaで作曲経験がある」ということがクリエイターとしての訴求ポイントとして効力を発揮できるようになれるよう、尽力していきたという気持ちです。
もちろん、僕を差し置いて素晴らしい作曲能力をアピールできる方が出てきてくれたら、それ以上に嬉しいことはありません!そのような新しい才能をアピールする場、そのような才能を育てる場を作り出すことも、今回の企画の狙いでもあります。

nanaがステップアップの場になるだけではなく、ここからダイレクトに作品が生まれるようになったら嬉しいですね!
ぜひ、一緒に切磋琢磨しましょう!
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